ある地方公務員のつぶやき 〜 新型コロナウィルス問題によせて 〜

熊本市役所で働いている東 広大さん、今回の新型コロナウィルスの影響を受けて変わりつつある社会に対しての見解をFacebookで述べています。
今回は、大学生のみなさんへの問題提起や人生を考える上での参考になるのでは?と考え、紹介します。
僕たちが主導権を握って変えていべきだ!
東さんのFacebookの投稿

全文紹介
新型コロナウィルス感染症により、そして、緊急事態宣言の発令により、市役所も右へ左へと困難な局面を迎えています。
多方面の方々の意見にあるように、今回の一件によって社会構造が大きく変革することでしょう。市役所も前例に囚われない改革が求められることでしょう。
生活は元に戻るのか?
経済は元に戻るのか?
様々な不安が皆さんの頭にグルグルと渦巻いていると思います。ただ、これだけの変革を求められて、そして、変革している社会において、戻るという感覚はズレているのだと思います。進むしかないのです。
ちょっと話は変わりますが、熊本地震前に、まちづくりという分野において、中心市街地と健軍という2拠点で活動を展開しました。
中心市街地で活動すれば健軍を捨てるのか?
健軍で活動すれば中心市街地を捨てるのか?
そんな言葉を投げかけられることがありました。ところがそれは全くの見当違いで、中心市街地のために健軍で活動してきましたし、健軍のために中心市街地で活動してきたのです。
あっちが頑張れば負けじとこっちも頑張る、こっちが頑張ればあっちも負けじと頑張る、そんな環境を作ろうとやってきました。
そして、今回のコロナウィルスの一件で、熊本のために何ができるか、そのような問いに答えるべく動き始めた方々や団体がいます。
それはとても素晴らしいことだと思うと同時に、自分自身はどう動いていくべきだろうかと模索しています。
模索してると言うよりも輪郭は見えてきた段階なのですが。コペルニクス的転回で考えたとき、熊本を変えるためには日本を、そして世界を変える力が必要だと思います。
そして、「日本を変える、世界を変える準備はできているか」そんなことを自分に問うています。今回はコロナウィルスという災難が否応なしに世界を変え、例に漏れず熊本を変えています。
厳しい視点を持って言えば、テレワークや時差出勤等々の働き方は日常の中で育めたはずです。しかしながら、今回の一件が働き方や生き方を変えるファクターになりました。私たちは外的要因でしか変わることが難しいのでしょうか。それでは、いつまでも自分の人生に自分自身が主導権を握れない状態なのではないでしょうか。
熊本地震を経験したことにより私たちの意識は変わってきたと感じます。それでも根幹は変わったでしょうか。やはり変えきれない部分が多分にあったと思います。
ところが、コロナウィルスという脅威が世界を変えたことによって、日本を、そして熊本を変えています。熊本地震ですら変えきれなかったことを変えようとしています。
これからは自分たちが主導権を握って変えていくべきなのです。コロナウィルスに主導権を握られているままではいけないのです。
「健軍を変えるために中心市街地で」といった転回をさらに大きな動きで、「日本を変える、世界を変える準備はできているか」そんな大きな視点で自分自身に問うていきながら熊本で生活できたらと思います。
新型コロナウィルス感染症予防対策として、「密集・密閉・密接」の「3密」を守りながら、今後のことを見据えていきたいと思います。
変わりゆく社会の中で
あなたはこのいち地方公務員の主張を読んで、何を感じましたか?
新型コロナウィルスにより、世界や日本が苦しみ、熊本にもその影響が大きく出てきており、世界だけでなく日本も熊本も大きな社会変革を余儀無くされています。
東さんが指摘されるように、私たちは外的要因でしか変わることができないのでしょうか?自分の人生への主導権さえ失ってしまっているのでしょうか?
世界を変えるため、日本を変えるため、熊本を変えるため、自分を変えるために、あなたはどんなことから”準備”していきますか?
BorderLine編集部
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